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習い事のススメ

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さて、海外の求人に応募しめでたく採用になりました。実際に、その国へ渡航して住居に住み、仕事と共に新しい生活が始まりました。

現地の生活基盤は重要

仕事をきちんとこなすためにも、現地での生活基盤は重要です。私は、仕事が少し慣れてきたところで、休日は何か習い事を始めることをお勧めします。なぜなら習いごとに通うことによって、現地人と友達を作れるからです。その国へ行けばあなたは外国人として生きなければなりません。つまり情報弱者です。

現地人の友達というのは、その社会をサバイバルしていく上で必要な存在です。例えばあなたが外国で暮らしているときにポストにお役所から来たっぽい手紙が入っていたとしましょう。文書は現地の言葉でまったく読めません。もしかしたらそれを放置して対応しないと重大な問題に発展するかもしれません。そうなった時に誰も現地の人で頼る人がいないと困るでしょう。また仮に友達が職場にいたとしても、それ以外に情報源を持つことは、多様な情報や援助を得るためにもあった方がいいでしょう。

というわけで友達を作るのはサバイバルの一手段ととらえ習い事へ行ってみましょう。

もしあなたが例えばタイでの生活が始まったとします。しかしタイ語はまだ話せません。英語は日常会話程度ならOK。こういう状況でしたら私には一番のお勧めの習い事があります。それは何か?というと、答えは英語学校です。

「え、どうして?まずはタイ語じゃないの?」と思うかもしれません。もちろんタイ語も悪くはないです。でも一番は英語です。なぜなら英語学校へ行けば英語が話せるタイ人と友達になれるからです。まず現地人の友達を作る必要があります。タイ語を知らない人がタイへ行けば、頼りになるのは英語が話せるタイ人です。

でもちろん二番目は、現地語でタイ語を習えば良いでしょう。自分の職場以外の日本人や他の外国人と友人になり情報交換ができるでしょう。またはその現地語の先生は生活の相談にも乗ってくれるでしょうから毎回生活上の細々としたこともメモして行って質問してみましょう。英語学校では現地語タイ語も教えいるケースがありますからどちらも受講すればいいと思います。

どうでしょうか? 私の外国生活のサバイバルのアイディアでした。

日本語教師は人気商売?

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日本語教師という職業

これから海外就職することを念頭にある人の中に、日本語教師になろうかなるまいか?と迷っている人も多いと思います。おそらく、そういう人たちは日本語教師という職業が漠然としていて具体的ではないがために、なかなか一歩足が出ないということもあるのではないでしょうか?

そこで、ここでは私の経験の中で日本語教師の何が大変だったか?というテーマを話してみたいと思います。それによって迷っている人は、日本語教師という職業のイメージが少しは具体的になるのではないでしょうか?

教師も人気商売だ

そて、では何が大変だったか?と言うと「教師も人気商売だ」ということでした。

これは学校のシステムに起因します。私が働いた学校では生徒が自分の好きな教師のクラスを選べるシステムでした。こういうシステムで、どういう現象が起こるかと言うと、人気のある教師のクラスには生徒が制限人数一杯になるまで登録されるわけですが、人気のない教師の場合はクラスの最低人数を下回ってしまい中止になるのです。なかなかシビアな世界でした。

人気のない教師はクラスを持てないことになり仕事がなくなってしまいます。当然上司からも指摘されます。ノルマを果たせない営業マンと同じような立場に追い込まれるわけです。基本的には女性教師の方が男性教師より人気がありました。というのは女性生徒は女性教師を選び、男性生徒も女性教師を選ぶ傾向にありました。女性の方がやさしいとか丁寧とか良いイメージがあるのでしょう。介護と似ていますが男性はこういうサービス業では人気がないのかもしれません。

そんなわけで教師は常に生徒たちに好かれる努力しておかなければなりませんでした。男性教師は特にです。

それゆえ、ただ単に生真面目に淡々と教えていても、生徒に飽きられるので、授業を楽しませるために生徒を笑わせるギャグの一つぐらい言えなければなりませんでした。さらにクラスメイト同士の交流を活性化させるために率先して食事会だとかボーリング、カラオケなどを企画してプライベートな時間を割いて生徒との交流に当てる教師も少なくなかったです。

教師はサービス業ではない!などと真面目な人はツッコミを入れるかもしれません。

しかし「好かれる」は「生徒と良い信頼関係を作る」こととも言えるでしょう。そういう意味では「生徒に好かれる」ことは、どんな組織に所属する教師であれ共通の大事な要素と言えるかもしれません。

日本語教師になるには?

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海外で日本語教師になりたい人は結構多いと思いますので、海外の日本語教師になるには?という話しをしたいと思います。

日本語教師になるには?

ただ、日本語教師になるには?と言っても、医者や教員のように免許があるわけではありません。ただ日本語学校や大学の日本語科などで、日本語教師の募集がありますから、その求人に応募して採用されれば日本語教師になれるわけです。ゆえに応募条件が日本語条件とも言えるでしょう。

海外の日本語教師の求人ですがネットで日本語教師のコミニティサイトの掲示板に求人が集まっていますので、それを定期的に観測していきましょう。求人のほとんどは東アジアか東南アジアです。ちらほらヨーロッパやラテンアメリカのものもありますが絶対数は圧倒的に少ないです。さらにその求人の多くは私立の日本語学校が圧倒的多数を占めています。大学や一般の学校の日本語講師職は全体のほんの少しでしょうか。

応募条件は?

それでは私立の日本語学校の求人の応募条件の典型例を見てみましょう。だいたい次のようなパターンが多いです。

    4大卒で以下の条件に一つ以上に当てはまる者
    ①日本語専攻か副専攻
    ②日本語養成講座修了
    ③日本語教育検定試験合格

まず「4大卒(学士)以上」が多くの場合、必須条件になっています。まれに短大卒も可の場合もありますが数は少ないです。高卒でもいいというのは超レアです。①については説明不要かと思います。一般の人がよくわからないのが②と③でしょう。

②の日本語養成講座は通称420時間と呼ばれています。これは文化庁が示した「指針」に従って私立の学校が運営している講座です。試験などはありません。受講すれば修了証書をもらえます。おそらく、この講座が最も手っ取り早く日本語教師になるやり方だと思います。しかし、私の通った養成講座を例にとれば学費総額が税込約60万円、受講期間は1年(180分×109回)でした。結構なお金と時間を費やさなければならないわけですが……。

お金をかけるのが嫌で自分の頭脳に自信がある人は③の日本語教育能力検定試験に合格するという手段もあります。日本教育能力検定試験というのは、公益財団法人の日本国際教育支援協会という長い名前の省庁の外郭団体が実施している日本語教師としての十分な知識があるかどうかを測るテストです。これはこれで受験料が一万円ちょっとかかりますが②に比べれば安上がりです。ただし平成26年のデータでは受験者総数に対する合格者が23%程度です。参考書、過去問などを徹底的に勉強しないと合格するのは難しいでしょう。

というわけで大卒かつ①②③のどれかとの組み合わせが、典型的な日本語教師になるための条件です。あくまで典型ですが。

いかがでしょうか? まずは求人を見る、そこからはじめてみましょう。

イスラム教徒のスタッフ

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国際的な日本料理ブーム

ご存知の通り和食は国際的にブーム。多くの国で日本料理店が開業しています。
海外求人の中では日本料理店の求人が最も多いのではないでしょうか?
経済が活性化しているマレーシアやインドネシアといったイスラム教の国での日本料理店の求人も非常に多いです。そこでイスラム教の国の飲食店での就職が選択肢に入る人に向けて、私がイスラム教の国マレーシアのラーメン屋で働いた時の出来事をご紹介したいと思います。

豚肉はイスラム教では御法度

何しろラーメンですからスープの出汁をとるにも豚肉、チャーシューも豚肉なわけです。ご存知のように豚肉とお酒はイスラム教では御法度です。現地の人がイスラム教では商売にならないのでは?と思うかもしれませんが、中華系マレーシア人や日本人を含む在住外国人には豚肉を食べられる人がたくさんいるので市場は狭いですが商売にならないわけではありません。

人材確保が難航

しかし人材確保が難航しました。マレー人はイスラム教なので豚肉を扱う飲食店では働けません。さらに豚肉を食べる中華系マレーシア人はブルーカラー(※)の仕事をやりたがらない傾向にあります。クアラルンプールのレストランやバーなどで働く多くのスタッフが実はマレーシア国籍ではない外国人が多いのです。バングラデッシュ、ミャンマー、フィリピン、ネパールなどの人々です。外国人もイスラム教徒が多かったです。

皿洗いができないスタッフ

結局、外国人のスタッフを雇ったわけですが、豚肉を扱う店であるにも関わらず、ほとんどイスラム教徒でした。色々な出来事が起こりましたが、中でも一番の困ったのは皿洗いができない者が出てきたことでした。
イスラム教かどうかは面接時にチェックして「うちは豚肉を扱う店だけど大丈夫か?」と聞き「構わないよ」という了承をとった上で雇い始めます。しかし、宗教に対する熱心さには個人差がありました。例えば、ある者は豚肉を自分が食べさえしなければよく触ることは別に気にしない、ところが、ある者はまるでアレルギーでもあるのかのように皿洗いを忌み嫌ったりするわけです。「なるほど『豚肉が汚れている』とはこういうことなのか」と実感しましたが関心している場合ではありません。

じゃあ「ゴム手袋を使って洗って」と言ったのですが、のらりくらりと皿洗いをやらずに済ませようとします。他のスタッフも「不公平だ」と言い出し確執が起こり険悪になります。だんだん私も、お客さんへ持っていったり片付けたりするのはいいけど皿洗いはダメって、宗教を言い訳にして汚れ仕事をやりたくないだけじゃないかと疑ったりしてまうわけです。しかし冷静に考えてみると、確かに皿洗いとなるとスープがはね散らかるので、自分の体に付着するのは、ほとんど防ぎようがないと思いましたし、何しろここはマレーシアなのです。

まあ、そのあとは、そのスタッフには他の仕事を任せてやりくりしたのですが、非常にやっかいだったと記憶しています。そんな出来事があって以後、面接時に皿を洗えるかどうか確認するようになりました。

いかがですか? このケースはイスラム教というわかりやすい事例でしたが、海外で仕事をすると、文化の違いからくる予想外の問題と向き合わなければならないことがよくあるという話でもあります。

※ブルーカラーとは、主に作業服を来て行う仕事で肉体労働を指す。反対にデスクワークなどの仕事はホワイトカラーという。

シンガポールの英語

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海外の就職先を決めるのに、どの国にするかというのは大切な要素です。中には働く国は「この国しかない!」と決めている人もいるでしょう。しかし、いくつかの国の中から選ぶという人も多いかもしれません。そこで、そんな国選びの参考までに、シンガポールに三年ほど住んだ私の経験をもとに特にシンガポール人の英語について話してみようと思います。

シンガポールの良さ

シンガポールの良さの一つは英語で仕事ができて英語で暮らしていけるという点です。英語が共通語なので、みな英語が話せます。華人、マレー人、インド人と多様な民族が混じっています。70%以上が華人で、それぞれのグループの中では自分の言語を話すことが多いですが、時と場に合わせて英語と母語と両方を使い分けています。

前に、友人から、英文法を簡略化した訛りの強いシンガポール人の英語、シングリッシュって、どうなの?と聞かれたことがあります。彼は高校生の子供がいるので留学先としてどうなんだろうという思いがあったのでしょう。日本に近いし良い面もありそうだけど自分の子が鈍った英語を覚えるのってどうなの?と思ったのかもしれません。

若い吸収力がある時に母語が英語の国、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージランドに留学するという手もあるのですが、英語のネィティブの話すスピートは、あたり前ですが非常に早いし語彙も豊富です。なかなかついていけないものがあります。一方でシンガポールの英語の場合は本当に個人差がかなりありますし、アクセントもあるし文法も変化しているのですがネィティブに比べれば圧倒的にとっつきやすいです。

結論としては、現在、その人が持っている英語能力によるのではないかと思います。あまり自信がないならシンガポールはむしろ良いステップになりえると思います。さらに言えば、私の知る限り、モロにシンガポール訛りになった日本人は見たことがないです。そこそこアクセントなどは移っているかもしれませんが、どシングリッシュを話すのはむしろ難しいです。

英語が共通語ではない国で働くのは、その国の言葉がわからないと相当面倒なことと日々直面します。いくら英語が苦手だという人でも日本人にはすでに学校教育で英語の基礎知識のストックがあります。他の言語を一から学ぶより英語を鍛える方が確実に近道ではないでしょうか?

シンガポール人はせっかち?

ただ、これは笑い話ですが、シンガポール人はせっかちと言われていますが、日本人が遠慮がちに自信なさげに英語を話していると「あぁん?」としかめっ面をする人がいます。「はあ?何言ってんの?コイツ」みたいな顔です(本当にそういう顔)。多分、シンガポールでこれをやられて腹立てたりゲンナリしたことがある日本人も多いと思います。しかし、いずれ自分の発音も通じるようになるとそういう顔をされることもなくなるでしょう。