海外就職の超基本知識

はじめに

海外で就職してみたいと思ってはみたものの、はて、どういう流れで海外で働けばいいんだろうとか漠然としていてイメージがつかない人もいるかと思います。そこで、海外で働くということの基本的なポイントを説明してみたいと思います。

海外就職には、なぜ就労ビザや労働許可が必要なのでしょうか?

まずは海外で働く場合、その国で就労ビザや労働許可が必要になります。なぜ就労ビザや労働許可が必要なのでしょうか?

外国人が自分の国で滞在することや働くことは、どの国の政府でも通常は歓迎できないことです。自国民を優先して働かせたいし国籍を持たない人が増えるのは面倒なことなのです。それでも外国人を入れるのは国際社会との兼ね合いとか経済を活性化させたいとか技術を取り込みたいなどの事情があるからでしょう。ゆえに、就労目的で入国や滞在しても良いという許可である就労ビザや、その国で働いても良いという労働許可(その国の法律制度による)があり、それを持たない人は不法滞在や不法就労として取り締まりの対象になるわけです。

つまり、就労ビザや労働許可証などは、その国で働く外国人にとっての法的な根拠なので、まさに生命線と言えるでしょう。海外で働き暮らす上で、他の何より、ビザと労働許可証が、優先順位が一番に上の課題であることを覚えておきましょう。

外国で働くスタンス

また外国で働くスタンスは大きく分けて二つあると思います。現地採用駐在です。

駐在というのは、もともと日本の会社に所属していた人が会社からの辞令を受けて海外の自社の現地法人などで働くことです。これに対して現地採用というのは、外国に所在する会社と本人が直接契約して現地で働き始めるということです。これから海外就職する人は、この二つのうちのどちらかになるケースになることが多いでしょう。両者の違いは、間に日本の会社があるかないかです。

そして、現地採用の場合は、まずはいったん現地の国へ一般の観光客と同じようにアライバルビザなどで入り、その後ビザの期限が来る前に会社が就労ビザや労働許可の手続きをとるというパターンが私の経験上ではほとんどです。この場合は、入国前に会社とよく話しあっておきましょう。

いずれにせよ、海外へ就職する人は、就職してその後何年いるつもりか? などを漠然とでも人生設計は考えておいた方が良いでしょう